台湾の北投温泉博物館
台北MRTの路線図を見ると上の方に「新北投(XinBeiTou)駅」がある。ここは台北の有名な温泉地。1896年に初めて温泉が開業したという。ということでとりあえず行ってみました。
台湾MRTの淡水信義線で北投駅まで行くと、そこから新北投駅までの温泉列車が出ています。温泉の絵が描かれた列車で温泉気分が高まります。
温泉をモチーフにした駅のディスプレイなのかな?
新北投駅を出たところ。近代的な駅です。
駅前はこんな感じです。
駅周辺のガイドマップ。歩いて回れそうな感じ。
駅からそれほど遠くないところに温泉博物館があります。もともとここは日本統治時代の1913年に建設された公共浴場(北投温泉浴場)の建物で、1945年に台湾の国民政府ができると廃棄され、長年の間放置されていたそうです。その建物の歴史的価値を政府が認め、修復して保存するために博物館として改修されたとのこと。
畳の大広間。ここで宴会でもしたのでしょうか?
昔の台湾の映画のポスター。「温泉郷的吉他」いったいどんな映画でしょうか?見てみたい。
風呂場の一つ。
北投温泉のジオラマ。
台湾温泉分布。
台湾の温泉開発の貴重な写真。
世界の著名な温泉。
大正ロマン?はて?
ここが一番大きな風呂場です。入ってみたくなります。
上の風呂場の昔の写真。
ここは日本統治時代のビデオが流れていました。
たぶん、このビデオです。実際にはもっと長い。
ということで、温泉博物館を満喫したら実際に温泉に入りましょう。ここに親水公園露天風呂があります。ここは水着を着て入ります。中は撮影禁止だったので写真はありません。
温泉街らしいお店もあります。
地熱谷。
お湯の湖です。蒸気が上がっています。
すでに廃館した温泉の廃墟。なんだかつげ義春の世界。
温泉旅館「京都」日本の温泉旅館と変わりません。
こっちの建物には温泉があって訪問者でも入れます。水着着用です。
どちらかというと温水プールのような感じです。
帰りに散策してみるとモダンな建物がたくさんありました。
何の建物かわかりませんが、すごい存在感。
少し不思議な感じの北投温泉でした。