プノンペンからホーチミンシティへバスの旅 (MEKONG EXPRESS)

プノンペンからホーチミンシティへバスの旅 (MEKONG EXPRESS)

さて、東南アジアのバス移動は旅の醍醐味です。とにかく安く快適に長距離を移動できます。特に国境を越えるのはなぜだか楽しい。国を越えると雰囲気も変わり、国ごとの特性もなんとなく肌でわかります。今回はカンボジアのプノンペンからベトナムのホーチミンまでのバス移動です。バス会社は比較的評判のいいメコンエキスプレスを使いました。

これがチケットです。

出発場所はプノンペンのオルセーマーケット前です。ここはプノンペンの中心地で有名な場所なので誰かに聞けばすぐわかります。有名なキャピトルゲストハウスにもほど近い場所です。

これがホーチミン行きのメコンエキスプレスのバス。日本の観光バスの払い下げのようですが、とても綺麗です。

各ホテルからピックアップのバンで来る人達を待ってから乗車です。一応、朝7時出発なのですが日本と違い少しくらい待ち合わせに遅れてもたいがいは大丈夫です。

朝のオルセーマーケットはまだ静かですね。

味の素の看板です。ちなみに味の素はとても有名で、カンボジアであった人に「どこから来た?」と聞かれて「日本だよ」と言うと「ああ、味の素か!」と言われるくらい有名です。どうやら味の素のテレビCMがガンガン流れているらしい。

そんなこんなで出発です。この写真は出発時にバスの窓から写した写真です。

さて、長距離バスでは水とお菓子のサービスがあります。水は毎度おなじみ(?)メコンエキスプレス特性のアンコールワットラベルの水、お菓子はココナツビスケットです。

走っていると大きな川にでました。これがメコン川です。川の色が茶色っぽいですが、メコン川はいつも泥水なんです。で、なんと知らぬ間にバスはフェリーに乗っているらしい。バスで川を越えるなんてなんだか楽しい。

行商人の方たちも乗っています。もうそろそろ向こう岸です。

しばらく走ると今度はご飯休憩です。

このレストランで休憩らしい。トイレに行ってもいいし朝食をとってもいい。

僕はこのヌードル(クメール料理と思われる)を食べました。

ついでに生春巻きも。

周りはこんな感じの何もない場所です。でもちゃんと舗装してあります。

舗装してないとバスがガタガタして乗り心地が悪いのですが、プノンペンからホーチミンへはほどんどガタガタ道はなし。快適です。そうこうしているうちに休憩時間も終わり出発です。

ベトナムの国境に近づくに連れ、なんだかお城のような建物がたくさんあります。

これも、何かの施設。

ひと気はないのに巨大な豪華な施設が立ち並んでいます。

そう、ここはカジノエリアなんです。国境周辺のカジノ、でも午前中なのでひと気は全くありません。それがかえって不気味な感じ。

カンボジアでほどんど見たことがないような豪華カジノがいっぱいです。ちなみにタイとの国境の町、ポイペトにもカジノエリアがあります。外貨を稼ぐための施設なんでしょうね。

まるでカンボジアのラスベガス。でも午前中はほとんどゴーストタウン。本当に夜になったら営業してるのかな?

カジノエリアを抜けると国境です。

ここで一旦バスを降りて、カンボジア出国です。陸路の国境越えはなんとなく楽しい。

出国してしばらく歩くと今度はベトナム入国です。

これがベトナム入国管理局。荷物検査もあります。

この入国管理局近くにある塔。ベトナムに入る目印なのかな?

ベトナムの入国管理局を越えるとバスが待ってました。また荷物を預けてホーチミンに向けて出発です。

バスの中では映画を上映中。なぜかブッシュマンをやってました。

と思ったらキョンシーが!

この映画、どうも「ブッシュマン キョンシーアフリカへ行く」という香港映画のようです。しかし、マイナーな珍しい映画を上映してくれるものです。しかも字幕はなぜかハングル。国際色豊かです。

この後、無事ホーチミンに着いたのですが、着いたら突然の大雨で、にも関わらずそのまま降車させられてしまい慌てていると、いつの間にか客も消えており、バスもいなくなり、なぜかそこにいたタクシーの運転手が親切に荷物運びを手伝ってくれ、よくわからないまま、そのままホテルに直行したのでした。そのため写真が撮れませんでした。

でも、バスでメコン川と国境を越えるので楽しいバスの旅でした。

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