雲の上の町、サパへの旅(その1) スリーパーバス

雲の上の町、サパへの旅(その1) スリーパーバス

ベトナムの最北部にラオカイという町があります。この町は中国との国境の町で、橋を渡ると国境を越えて中国の河口という町に出ることができます。

そのラオカイから車で30分程度山を登ったところにサパ(Sapa)という町があります。ここは雲の上の町と呼ばれており、広大な谷にベトナムの少数民族が山肌に棚田(ライステラス)を作っているとても美しいところです。

ということで、今回はそのサパに行ってきました。

さて、サパに行くにはいくつかのルートがありますが、とりあえずハノイに行かなければなりません。

1.電車で行く方法:ハノイからラオカイまで列車(寝台)で行き、ラオカイからバスでサパへ

2.バスで行く方法:ハノイから長距離バスでダイレクトにサパへ

今回は時間短縮のためにバスで行く方法を取りました。で、そのバスですが5〜6時間くらいかかります。

特に今回はハノイのノイバイ空港に到着するのが昼の12時くらいで、そこからハノイ市内までタクシーで40分かかり、バス会社まで行くと間に合わない可能性があるので、ノイバイ空港で拾ってもらうことにしました。

ハノイ市内からラオカイに行くルートでノイバイ空港に近い「Tジャンクション」というところで14時に待っててくれと言われたので、ノイバイ空港からタクシーで数分「Tジャンクション」に来ました。

ここが「Tジャンクション」ラオカイへの入口の道路です。

こんな感じのところで待ちます。簡易テントみたいですが、まさにそんな感じです。

横にはトウモロコシが山のように積んであって、奥にある黒い鍋で大量に茹でています。たまに買いに来る人がいました。そのトウモロコシの茹で汁もお茶のように飲むようです。

実はここで14時に待つように言われていたのですが、そのバスがなかなか来ない。携帯からバスの運転手に電話するとバスが遅れていると言われ「あと10分かかる」でも来ないので、また電話すると「20分かかる」でも来ない。また電話すると「5分かかる」と言われる。

しかし一向に来ません。で、待つこと1時間半。やっときました。INTER BUS LINES

このバスです。このバス、スリーパーバスというバスで中で座るのではなく、寝ながら行くことができます。

こんな感じです。二段ベット。快適そうに見えますか?狭くて身動きが取れず、めちゃくちゃきついです。缶詰の中に詰め込まれたような感じ。寝る以外することはありません。写真もこんなのしか撮れません。

2時間位走ると休憩です。サービスエリアみたいな場所があり、トイレや軽食や売店があります。

レストランもありなかなかいいサービスエリアでした。

コムとかフォーもあります。

売店、コーヒーもあります。

こんなドリンクを買いました。wake-upと書いてあるから眠眠打破とかメガシャキみたいなものかと思いきや、炭酸入りのコーヒーでした。なかなか美味しかった。

さて、そろそろ出発の時間です。

ということで、ここから到着まで写真はありません。ラオカイの写真も撮れなかった。

はい、サパに着きました。バスが遅れたので、夜の8時半頃でした。

ここがINTER BUS LINESのオフィス。帰りのバスはここから出発なので場所覚えておかないと。

今回はサパに到着まで。次回に続きます。

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