シンガポールの怪しいスポット オーチャードタワー

シンガポールの怪しいスポット オーチャードタワー

一昔前ならいざ知らず、今のシンガポールは経済大国。巨大なビジネスタワーが立ち並び、巨大なショッピングセンター、中華街も、インド人街も、どこもかしこも街はキレイになっている。

もはや日本人が行ったところで物価は安くないどころか、セントサ島なんかに行くと日本より物価が高いくらいだし、とても清潔で健全な都市国家である。(ゲイランエリアを除き)すっかり健全な国になってしまったと思っていた。

タクシーに乗っていたらタクシーの運ちゃんが話しかけてきた。

「お客さん、夜の遊べるとこ知ってるかい?」

「飲み屋とか?」

「いや、女の子と遊べるところだよ」

「え?こんな健全なシンガポールにそんなとこあるの?」

「あるよ、オーチャードタワー知らないかい?」

「知らない。オーチャード通りは知ってるけど」

どうも運ちゃんが言うには、いわゆる東南アジアによくある出会いカフェみたいなものらしい。詳しく場所まで教えてくれた。いろいろと法律が厳しい感じのシンガポールにそんなとこがあるとは意外だった。運ちゃんがぜひ行け行けと言うので、取り敢えず見学にだけ行ってみることにした。

ここがオーチャードタワーの入り口。なるほど、他の建物と違って、ここだけなんだかいろいろと怪しそうな感じである。怪しそうな男や女が入り口でたむろしてるし。

入り口から中に入ると少し閑散としてる。でも何件かのバーかクラブみたいのが営業してた。

2階に上がるとある「イパネマ」。どうもこの店がどことなく怪しい。まあ暇つぶしドリンクだけでも飲んでみるかと中に入ってみた。

中は暗くてあまり写真を撮れませんでしたが、入るとすぐに女の子(客)が話しかけてくる。と言っても、共通の話題があるわけでもなく、別段話すこともなく、つまりはお持ち帰りしてくれと言ってくるだけ。まあ、そういうフリーランスのお仕事の女の子が来ているお店らしい。アジア系だけではなく、黒人もいました。断っても、次から次に来るのでゆっくりできそうになく、早々にお店から出てきてしまったが、健全そうなシンガポールの裏の顔を少し見たような気がしました。

にほんブログ村 旅行ブログ 東南アジア旅行へ